小市民ケーンの「謎」
その1:消えた”相棒”
権と珠子が始めて出会ったあの場所。男女が2人でダンスをしているようなオブジェがあった。あるのではなく、「あった」。あの夜までは。
翌朝、権がそのオブジェの前を歩いている。その時には、不自然に片方(女性側)が無い。
どうも珠子にとって、あのオブジェは、あの夜の出来事と権とカエサルと、そして珠子自身を結び付ける重大な鍵を握っているようだ。(例:第2回 珠子が権にキスを迫っているシーン)
[last update:99/07/14]
やはり、その謎は珠子は知っている。しかし、あの夜酔いつぶれてしまった権にはその記憶がない。すべては、今後珠子がどうでるか?
[last update:99/07/25]

その2:天地高校はどこに?校長はどこに?
権や鬼頭らが勤務し、珠子が在籍している天地高校。一応、公立高校となっているが、どこの設定なんだろう?このドラマのテーマでは、場所設定などはあまり意味が無いようだが、いろいろなシーンに登場する風景を見る限りはまったく見当がつかない。ちなみに、校舎となっている建物は、埼玉県にある平成国際大学。開学3年のまだ新しい大学だ。
参考に、デートシーンに出てくるレストランは、六本木のTATOU(タトゥ)東京。権と珠子が出会ったあのオブジェがあった場所は、隅田川沿岸。第1回で出て来るスーパーは、ポロロッカ食品館西国分寺店。
そして、この天地高校に、校長の姿が見えない。教頭がすべての権限を握っているのだろうか(第1回 冒頭参照)。今後校長の姿を見ることができるのだろうか?
[last update:99/07/14]

その3:「小市民ケーン」と誰が呼ぶ?
冒頭のナレーション。
”人は皆彼のことをこう呼ぶ「小市民ケーン」”
私の記憶では、鍋島権をこう呼んでいる登場人物は現時点で登場しない。しいてあげれば、酔っ払った鬼頭先生ぐらいだろうか(第1回参照)。
珠子は、「鍋島先生」だし、真理子も「鍋島さん」だし、まだ天地高校の鬼頭以外の先生が陰で彼のことを話しているシーンも無いので、わからないが、彼を「ケーン」と呼ぶ人が現れたら拍手!
[last update:99/07/14]

その4:裸で泊まった女子高生って?
権が珠子と対面した朝、設定としては珠子は裸で権の隣に寝ていたのだろうが、権が珠子の存在に気がついたのは、珠子が着替えを済ませた後。つまり、権は珠子が裸で寝ていたことを知らないはずなのだ。珠子の口からも、裸で泊まっていたことは出ていない。
それなのに、権は”裸で泊まった”と言うことを知っている。(第1回:珠子が転校してきた場面参照)ということは、あの夜のことを権は覚えていない、と言っているのは実は嘘?!
[last update:99/07/19]

その5:権は仲間はずれ?
天地高校職員室でのシーン。
第1回で「がんばりましょう!!」と言って、同僚達に握手を求める鬼頭。しかしタイミングが悪く、最後の最後でやっと手を差し伸べることの出来た権。しかし、気がつかなかったように鬼頭に無視される。
第3回では、鬼頭の親友の親友と言う外国人教師が授業風景を見たいという。躊躇する教頭。しかし、鬼頭が見せてやったらどうかというと、他の教師達も賛同して手を挙げる。権も挙げようとするが、その前に「全員一致だ!」という声。権は意思を伝えていない。どうやら、権の意見はこの天地高校では必要とされていないようだ。
権は、その性格ゆえ、職員室で仲間外れになっているのだろうか?婚約を祝福してくれた(第1回参照)のは、社交辞令だったのか?
[last update:99/07/25]



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